意欲を育む遊ばせ方

幼児にとっては「遊ぶ」ことこそが「学び」につながる。
これはお子さんをお持ちの多くのお母さん、お父さんは既に聞いたことがある話なのではないでしょうか?

では、どういった「遊び」が本当に「学び」につながるのか。
これまで、子どもの成長を促す遊び方のポイントが語られることは少なかったように思います。

私達は長年の研究から、幼児期に身につけることが大切な“探求心” “やる気”や、集中力・応用力といった“学びの基礎力” “学びの意欲”を伸ばす為には、「親の関わり方」「遊び道具の選び方」の2つの側面から、子どもの遊びを考える必要があることが分かりました。

子育てに不安を抱えるお母さん、お父さんのために、本プロジェクトでは「親の関わり方」「遊び道具の選び方」それぞれに注意すべきポイントを3つにまとめました。

決して難しいことではありません。
心がけひとつで実践できることですので、是非ご家庭でもチャレンジしてみて下さい。

親の関わり方 3つのポイント

ほめる・はげます・ひろげる
子どもの遊びに正解はなく、何をやるのも自由、だから失敗もありません。
よかれと思って丁寧に遊び方を説明したり、方法を口出しすることも子どもの遊びを型をはめることになりがち。どんどんとほめてあげて、子どもの遊びが違う遊びに広がっていく、過去の遊びや体験とつながっていくように気づきを与えてあげましょう。
夢中な子どもに声かけは我慢
遊びに夢中になっている子どもは、集中して脳を働かせているときです。ついつい声をかけてあげたりしがちですが、夢中になっているときは、集中力を途切れさせることなく、ジッと見守ってあげることが大切。子どもの“好き”を見つけてあげて、逆に困っている様子がうかがえた時は、ヒントを与えてあげるような見守りをしましょう。
子どもの目線で親も一緒に楽しむ
子どもと遊ぶときは、「遊んであげる」という上から目線になりがち。しかし、親が楽しんでいないものに子どもが夢中になることはありません。子どもと同じ目線になって、自ら新しい遊びを生み出しましょう。そうすれば、今までの「遊んであげている」関係から、一緒に遊び相互に意欲・夢中力を高められる関係に。また、一緒に遊ぶ中で少し子どもが出来ないようなことをさりげなく見せてあげると子どもも真似をして、さらに遊びから栄養をとってくれます。

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遊び道具の選び方:3つのポイント

想像力を働かせる余力がある
子どもの理想の遊びは、想像力を働かせて遊びが変化していくこと。また、遊びが、様々な体験と結びついていくことです。ゴールや目的が決まっている遊び道具より、子どもが自由に遊びを変化、発展させられる“余白”のある遊び道具が理想です。時には子どもは、大人が思いもしない遊びの幅を広げていきます。
子どもができることより、少し上のレベル感
子どもの成長が著しいのは、周知の事実。脳の発達も月齢によって目覚ましく変化していきます。簡単にできる遊びより、少しだけ難しいものの方が試行錯誤が生まれるだけでなく、結果的に子どもなりの達成感を高めます。逆に難しくても逆効果。子どもは、諦めてしまいがちに。対象年齢にあった遊び道具を選んであげましょう。
親の願いより、子の興味
男の子だから、女の子だから、もう5歳だから・・・。そんなふうに親が遊んで欲しいおもちゃに願いを込めるのもわかります。とはいえ、子どもの成長も興味も千差万別。親の興味で選ぶよりも、子どもが夢中になる好きな遊び道具を選んであげることが、子どもの学ぶ意欲・探究心のもととなります。特に幼児期は、子どもがいやいや遊び道具ではなく、楽しんで遊べるもので自由に遊んでもらいましょう。

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